腕時計の電池交換でこじ開けの隙間がない場合の対処方法
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腕時計の電池交換時、裏蓋にこじ開ける隙間がなくて中々、開けられないということがあります。
実は、これにはいくつかの理由があり、それを知ることで解決ができます。
まずは、どういう仕組みなのかを理解することが大切です。
本ページでは、
こじ開け式の裏蓋の腕時計の電池交換時に隙間がないという問題について解決する方法をご紹介しています。
自分んでなんとか電池交換してみたいという方は最後までご覧になっていってくださいね。
・腕時計の裏蓋の仕組みがわかる。
・こじ開け式の電池交換時に注意しておきたいポイントがわかる。
腕時計の裏蓋の仕組みについて
腕時計は様々なデザインが展開されており、
見た目で選ぶという方は多いと思います。
実は、裏蓋も同様で大きく分けて3つのタイプがあります。
- 1,はめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)
- 2,スクリューバック式
- 3,ネジ式
こじ開け式以外にも2つの種類があり、まずは電池交換しようと思っている時計の
裏蓋を確認して、どのようなタイプなのかを知ることが大切です。
3つのタイプの裏蓋の仕組みを今から簡単にご紹介していきますので、
あなたの時計がどのタイプに分類するのかまずは知りましょう。
1,はめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)
はめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)というのは、
裏蓋が本体にそのままはめ込まれているタイプになります。
裏を見てみるとよくわかりますが、蓋がフラットになっていることが多く、そのままはめ込まれている形状になっています。
いわゆるこれがこじ開け式となる裏蓋になります。
特徴としては、裏蓋と本体の間の部分にこじ開ける隙間が存在します。
電池交換時には、この隙間から蓋を開けます。
後述しますが、
稀に隙間がない場合もありますので、対処方法を知りたいという方は、このままスクロールして記事の続きをご覧ください。
2,スクリューバック式
次にご紹介するタイプは、スクリューバック式となります。
このタイプは、裏蓋が本体にネジのようにはめ込まれているタイプで、
専用のオープナーを使って、爪に合わせて反時計回りに回すことで裏蓋が開きます。
このスクリューバック式は、
裏蓋に爪がありますので、非常にわかりやすいです。
また、最も防水性が高い裏蓋となります。
ちなみに、
同じスクリューバック式ではありますが、一部のブランド(ロレックス/ブライトリングなど)では、
爪がなく、特別なオープナーを使わないと開けられないものもあります。
3,ネジ式
最後にご紹介するのは、ネジ式となります。
こちらのタイプも分かりやすく、裏蓋がネジで本体に嵌っている種類になります。
裏蓋を見ればすぐに分かります。
ネジ式は、ドライバーがあれば開けることができますので、
素人でも簡単に電池交換が可能となります。
一方で防水性が低く、汗などでネジの間に水分が入り込んで、
錆びてしまうことでネジが固着してしまうことがあります。
そうなると、ドライバーでは開かなくなってしまうこともあります。
また、ネジの締め過ぎなどによって舐めてしまうことがあります。
舐めてしまうと、ドライバーがうまくはまらないため、
これもまた開かなくなってしまう原因となります。
腕時計のこじ開けの隙間がない時の対処方法
では、本題に入っていきます。
腕時計のこじ開けの隙間がない時の対処方法についてご紹介していきます。
是非、最後までご覧になっていってくださいね。
- 1,隙間を見落としていないか確認する
- 2,裏蓋の種類を再確認する
- 3,実は、ワンピースケースだった
1,隙間を見落としていないか確認する
なんとなく裏蓋を見て隙間がないと思っているケースもあります。
まずは、光を当てながら裏蓋を1周をよく見てみましょう。
実は、はめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)の中には分かりやすい隙間があるものとないものがあります。
比較的、製造が新しい時計の場合には隙間が分かりやすいケースが多いです。
一方でビンテージ、アンティーク時計の場合には、
隙間が極力小さく作られている時計もあります。
また、古い時計の場合には埃や汚れなどが隙間に入り込んでいて、
隙間が埋まってしまっているケースも多々あります。
そこでまずは、アルコールなどを使って綺麗にしてみてください。
また、光などを当てながら確認することで、
隙間が分かりやすくなることもありますので、まずはもう一度隙間がないか確認してみましょう。
2,裏蓋の種類を再確認する
何となくはめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)だと思い込んでいませんか?
記事冒頭でもご紹介した通り、腕時計には3種類の裏蓋があります。
まずは、あなたの時計がどのタイプに分類されるのか今一度、確認しましょう。
ちなみに、以下がその3種類のタイプになります。
- 1,はめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)
- 2,スクリューバック式
- 3,ネジ式
はめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)の場合には、
裏蓋がフラットになっており、爪やネジなどがないものになります。
仮に爪がある場合、ネジがある場合にはこじ開け式ではないため、
別の方法で裏蓋を開ける必要があります。
誤った方法で開けようとすると、傷がついてしまったりするので注意ください。
3,実は、ワンピースケースだった
裏蓋を見てもネジもない、爪もないからはめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)だ。
と思って隙間を探すも中々見当たらない・・・・
何となく、間に工具を入れてみるも開けられない・・・
もしかしたら、
このような場合にはワンピースケースである可能性もあります。
ワンピースケースは、裏蓋がフラットで爪もネジもないのですが、
ケースが裏蓋と一体型になっているのでいくら隙間を探しても隙間がなく、
裏蓋だけを開けることはできません。
ワンピースケースの特徴は、
風防を外して、中のムーブメント(機械)を取り出すという少し変わった形状になっている点です。
古い腕時計などに採用されてることが多いです。
ちなみに、ワンピースケースを開けようとすると、
専用の工具を使って、風貌を外して、リューズを外した上でムーブメントを取り出さないといけず、
素人作業では中々、難しいかと思いますので時計店などにお願いするのがオススメです。
こじ開け式の腕時計の電池交換時の注意点
はめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)の時計の電池交換を行う際、
注意しておきたいポイントについて解説していきます。
- 1,裏蓋を傷つけないように気をつける
- 2,裏蓋を開けた際に時計内部の取り扱いに注意する
- 3,裏蓋を閉める際にはきちんとはめ込む
1,裏蓋を傷つけないように気をつける
裏蓋を開ける際、最も多い失敗が傷をつけてしまうトラブルです。
特に、はめ込み式(スナップバック式/こじ開け式)の場合には、
工具が滑ってしまって、裏蓋に深めの線傷が入ることがあります。
このような失敗を起こさないためには、
隙間をよく探し、その隙間にピッタリとあった工具を使うことが大切です。
よくある安い工具を使う場合、
時計の隙間にあったものを探したり、時には削ったりする必要があります。
もちろんある程度の傷であれば問題ないという事であれば傷をつけながら開けるのも良いでしょう。
また、
工具を使ったこじ開けの際には、手を怪我することもありますので、
事故にはよく気をつけて行ってくださいね。
2,裏蓋を開けた際に時計内部の取り扱いに注意する
裏蓋を何とか開けたことによる安堵感から、
時計内部の扱いが雑になってしまうこともあります。
その時の行いによっては故障の原因となることもありますので注意が必要です。
特に以下のような点に注意しておきましょう。
- 時計内部に水分をつけない
- 工具で時計内部を傷つけない
- 電池交換時にショートさせない
特によくある事例として、電池交換時のショートや、
コイルの損傷などが見られます。
コイルの損傷の場合、最悪のケースでは動作しなくなる恐れもあります。
また、ショートを起こすことによって、
故障の原因となる可能性もありますので、電池交換は慎重に行いましょう。
3,裏蓋を閉める際にはきちんとはめ込む
裏蓋を何とかこじ開けることに成功し、電池交換も済ませて、
あとは閉めるだけとなった時に、完全に締め切らないケースがあります。
裏蓋は嵌め込んであるだけなのですが、
時計の種類によっては、はめ込むのにかなり力がいることもあります。
手動だけでは完璧に閉まらないこともあります。
ちなみに、不完全に嵌め込んである場合には、
内部に水分などが侵入する可能性が高く、故障の原因となります。
どうしてもうまく嵌め込めない場合には、専用の工具を使う必要があります。
自分でできない場合には、壊す前に時計店に持ち込むのがオススメです。
大切な時計の電池交換は店舗で行うのがオススメ
どうしても傷をつけたくない、大切にしている時計がある場合には、
自分で電池交換をせずに店舗に持ち込むのがオススメです。
費用はかかりますが、安全に電池交換を行えます。
最後に、時計店に電池交換を依頼するメリットについてご紹介していきます。
- 1,時計のプロが電池交換を行う
- 2,故障している箇所があればOHも行ってくれる
- 3,家から発送〜修理まで行える
1,時計のプロが電池交換を行う
腕時計の電池交換は、時計店以外にも家電量販店などでも行ってもらえます。
価格も約2,000円前後となるのでお安く気軽に変えてもらうことができると思います。
しかしながら、時計に関して細かな知識などがない場合もあり、電池交換の際に傷をつけてしまったり、
故障の原因となり得る可能性もあります。
時計店などで交換をする場合、
基本的にパッキンにグリスを塗って、防水性を保たせてくれます。
必要があれば、パッキンの交換も行います。
また、傷をつけないように最善の注意を払って実施します。
2,故障している箇所があればOHも行ってくれる
時計によっては、電池交換では動かない場合もあります。
自分でor家電量販店などで電池交換をした際に交換したけど動かなかった場合には、OHが必要となります。
時計店の場合、OHも併せて行うので費用も安く、労力も必要ありません。
3,家から発送〜修理まで行える
最近では、実際に店舗に足を運ばなくてもネットから梱包して発送して、
修理してもらって、返送してもらうことができるサービスを展開している時計店が多いです。
従って、煩わしい作業などは必要なく家から時計の発送、修理、返送までができちゃいます。
時計修理・電池交換ならWATCH COMPANYがオススメ
時計の修理や電池交換なら、「WATCH COMPANY」がオススメです。
「WATCH COMPANY」は、年間約30,000本の修理実績を誇り、創業から20年を超えている老舗です。
基本料金も安く、OHも最短で2週間で終了します。
WATCH COMPANYを選ぶ理由
- 年間約30,000本の修理実績がある
- 修理工房直営修理店のため基本料金が国内最高水準の安さを実現
- 経験豊富な時計修理技能士が多数在籍
- オーバーホールが最短2週間で終了
- ご来店で当日見積が可能
- ネットから申し込みで時計の発送〜修理・返送までができる
- LINE簡単見積もりができる
時計修理・電池交換の流れ
1,【無料梱包キット】をお申込みフォームより注文する
まずは、WATCH COMPANYのサイト上のお申し込みフォームまたはお電より、【無料梱包キット】を注文します。
2,【無料梱包キット】を受け取る
【無料梱包キット】をご自宅で受け取ります。
3,【無料梱包キット】を返送する
【無料梱包キット】の中に時計を梱包して返送します。
ヤマト運輸にて返送しますが、着払いとなりますので料金はかかりません。
4,見積もり連絡・お支払い
WATCH COMPANYに時計が届きましたら、土日を除く3営業日を目安に、お見積もりをご連絡。
5,時計の修理完了・返送
時計の修理が完了しましたら時計を返送致します。
返送時、ご希望の日時があれば伝えることができます。
まとめ
本ページでは、
腕時計のこじ開けの隙間がない時の対処方法についてご紹介していきました。
いかがだったでしょうか?
実は、隙間がないように感じるケース、実際に隙間がないケースがあります。
本記事でご紹介した方法でまずは隙間の位置や裏蓋の種類を確認しましょう。
自分が思い込んでいるだけで、
実はこじ開け式の裏蓋ではなかったなんてこともあります。
さらに、
隙間がなくワンピースケースだったなんてことも・・・
無闇にこじ開けようとすると傷もついてしまうので注意しながら慎重にやっていきましょう。