オメガシーマスターコスミック(166.026)のレビュー!デザイン、機械、着用感について

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オメガシーマスターコスミック(166.026)
OMEGA(オメガ)より発売されたSeamaster Cosmic(シーマスターコスミック)「166.026」のレビューをしてみました。
本モデルは、ワンピースケースが採用されていることで当時でも非常に防水性に優れたモデルになっています。
シンプルながらも独創的なデザインなどのも面白いポイントです。

シーマスターといえば、
現行モデルでもとても人気が高いシリーズであり、防水性や耐磁性などに優れており、
日常使いでもガンガン使えるモデルでもあります。

本ページでは、
実際に腕につけたみた着用感はもちろんですが、文字盤やケースのデザイン、ムーブメント(機能)などについてご紹介しています。
是非、最後までご覧になっていってくださいね。

本記事のポイント・シンプルなデザインで防水性にも優れたモデル。
・自動巻ムーブメント「Cal.565」を搭載。
・特殊な操作方法でデイトチェンジを行うモデル。

オメガシーマスターコスミック「166.026」について

オメガシーマスターコスミック「166.026」
今回、ご紹介するモデルは、OMEGA Seamaster Cosmic(オメガシーマスターコスミック)「166.026」。
1970年代頃に発売されたモデルで、現在でも中古相場でよく見るモデルです。
デザインはシンプルなものです。

OMEGA(オメガ)は、
スイスの高級腕時計ブランドで、現在スウォッチ・グループに属しています。
代表的なモデルにシーマスターやスピードマスターなどがあり知名度も高いブランドです。

Seamaster(シーマスター)は、
オメガの代表的なシリーズで最も有名なのはジェームズ・ボンドが映画で着用している
シーマスター300Mやアクアテラなどがあります。

では、早速ですがこのオメガシーマスターコスミック「166.026」を見ていきましょう。
まずはデザインからです。

デザインは、シンプルイズベスト

まず、このオメガシーマスターコスミック「166.026」は、
かなりシンプルなデザインとなっています。
ラウンド型ケースにデイト表示だけがついたものとなっています。

個人的に唯一面白いなと感じる点としては、
現行のシーマスターにはないような文字盤デザインになっているという点でしょうか。
色使いなどが少しだけ特殊なところが面白味があるなと思っています。

ちなみに、
シーマスターコスミックとは、「宇宙を意味するペットネーム」ということで、
確かにこのモデルはどこか宇宙っぽさを感じるような気もします。笑

ワンピースケースで防水性も確保

オメガシーマスターコスミック「166.026」の裏蓋
このモデルの特徴として、
裏蓋とケースが一体化したワンピースケースだという点です。
このワンピースケースの良い点としては、裏蓋からの水の侵入の心配などがないことです。

一度、時計師の方に聞いた話によると、
このワンピースケースのモデルでは、水の侵入による故障などが少ないということでした。
このオメガシーマスターコスミック「166.026」についてもそういった故障は少ないようです。

OHなどをする際には、
ガラス風防を外した上でムーブメントを取り外して行います。
素人では、簡単に機械を見ることは難しいでしょう。

リューズにはオメガマーク

オメガシーマスターコスミック「166.026」のリューズ
オメガといえば、リューズにはロゴマークがあるのが特徴的ですが、
こちらのモデルについてもしっかりとロゴマークが健在です。

こういったビンテージモデルの場合、
リューズが社外製のものに交換されているケースも多々ありますので、
純正リューズのままというのはある意味、貴重かもしれませんね。

オメガシーマスターコスミック「166.026」の機械(ムーブメント)について

こちらのオメガシーマスターコスミック「166.026」に、
搭載されているムーブメント(機械)は、自動巻「Cal.565」となっています。
少しだけ操作が特殊なのが特徴的です。
では、早速見ていきましょう。

リューズ操作について

この自動巻ムーブメント「Cal.565」は、
リューズ1段引きで分針の操作が可能となっています。
通常の腕時計ですと、2段引きでの操作が多いと思います。

続いて、
リューズを2段引くことでカレンダーのクイックチェンジが可能となっています。
引いて回すわけではなく、引くタイミングで日付が変わります。

実は、この操作方法がわからずにリューズを操作してしまうと、
思わぬ故障になる場合もあります。
というのも、20時から翌朝の4時の時間帯にカレンダー操作をすると機械が壊れる可能性があるためです。

また、
無闇に引っ張ったり、無理に回してしまったりすることでも、
破損する恐れがあります。

オメガシーマスターコスミック「166.026」を着用した感想

オメガシーマスターコスミック「166.026」を着用した感想
実際にオメガシーマスターコスミック「166.026」を着用してみました。
いかがでしょうか?

ケースサイズが35mmということもあって、
どんな方でも腕乗りは間違いなく良いと思います。
また思いの外、薄いためスーツスタイルでも問題ないサイズです。

私が所有しているモデルについては、
純正ベルトではないため、余計に薄く感じますが、
純正ベルトの場合、もう少し存在感があると思います。

プラスチック風防なため、
やや厚みを感じるものの、風防以外の部分については薄くできているため、
全体的な感覚としては見た目以上には薄く感じると思います。

またビンテージ感は強いものの、
防水性に優れたケースを採用していることで、
他のモデルに比べると、少し頑丈な感じもしますね。

オメガシーマスターコスミック「166.026」の中古相場について

オメガシーマスターコスミック「166.026」の中古相場
このオメガシーマスターコスミック「166.026」が気になるという方もいらっしゃると思います。
そこで、実際の中古相場についても調べてみました。

時計店での中古相場について

こちらのオメガシーマスターコスミック「166.026」については、
腕時計販売店舗でも多々見受けられるモデルになります。
実際に時計店での販売相場としては、10万円〜13万円程度になっています。

時計店の場合、
真贋、OHズ済などしっかりと保証があるため、相場としてもこの値段になっています。
偽物を買いたくない方、何か問題があったときのアフターフォローが必要な方はやはり時計店での購入が可能です。

ネットでの中古相場について

どうしても安く購入したいという方は、ネットでの購入がオススメです。
メルカリやヤフオクなどでは、5万円程度から購入が可能です。

ただしデメリットとしては、
状態が悪い個体、偽物の可能性、OHが必要なケースなど多々です。

OHをしないといけない場合には、
結局は高くつくケースもあるため、必ずしも安く買えるとは限りません。
また文字盤やケースの状態を気にする方は、時計店での購入がオススメです。

オメガシーマスターコスミック「166.026」のモデル概要

オメガシーマスターコスミック「166.026」

メーカー名 OMEGA(オメガ)
シリーズ Seamaster Cosmic(シーマスターコスミック)
型番 166.026
ムーブメント 自動巻式ムーブメント「Cal.565」
性能 ・時針・分針
・デイト機能
当時定価 ???円
防水性能 非防水
ケース径 35.5mm(リューズ除く)
ラグ幅 19mm
販売年代 1970年代頃〜

まとめ

本ページでは、
OMEGA Seamaster Cosmic(オメガシーマスターコスミック)「166.026」をレビューしてみました。
最後までご覧になっていただけましたか?

このシーマスターコスミックは、
何故か、あまり評価が高くないようで現在もまだ価格は安定しています。
格安でシーマスターが欲しいという方にはオススメできるモデルだと思います。

安いからといって作りが甘いなんてことはなく、
ムーブメントも頑丈ですし、ケースも防水性にも優れています。
もちろん、ビンテージなので非防水がと考えるのが当然ですが。

人気モデルのビンテージが軒並み高騰している中、
割と安定していますし、誰でも知っているオメガのシーマスターということもあって、
そこそこの所有感も得られると思いますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。


この記事を書いた人:withclip編集長
腕時計好きになって10年以上。 高校生の時に初めて購入した時計をきっかけにオタクに。 現在、100個以上のコレクションを愛でる腕時計ガチ勢。 高級ブランドからマイナーブランドまで幅広く愛しています。

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