タグホイヤーセルの偽物をヤフオクで入手したら色々とアレだった件
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TAG HEUER(タグホイヤー)より発売された「S99.013M」の偽物を入手してしまいました。
狙って入手したわけではないのですが、届いて開封してみたら「アレ?」と思うと・・・
外装を見ただけでも粗悪品であることが分かるレベルで・・・
今回、入手したのはタグホイヤーのセルシリーズの「S99.013M」。
本来であればこのようなデザインではない模様。
見た目からしてどう考えてもな点が多いこのモデル。
本ページでは、
タグホイヤーの偽物(コピー)の実態や見分け方などをご紹介していきます。
是非、最後までご覧になっていってくださいね。
・タグホイヤーの偽物(コピー)の種類によっては外装からでも見分けることができる。
・ムーブメントは純正ではない機械が搭載。
今回、タグホイヤーの偽物を手に入れた経緯
今回、ご紹介するのはタグホイヤーの偽物(コピー)となります。
普段は、こういった類のものについてはあまり触れる機械がないのですが、
久しぶりにコピー品と対面することになりました。
実は、これは私の知り合いがヤフオクで購入したもので、
タグホイヤーのセルシリーズだと思って、落札したとのこと。
当の本人はそこまで腕時計に詳しいわけではなく、本物だと思い込んでいました。
しかしながら、
ある日、嬉しそうに私に「この腕時計、最近買ったんだけどどうかな?」と見せてくれました。
その時に「ん??」と疑問に思ったのです。
というのも、
文字盤にやや違和感を感じたためです。
その他にもブレスレットの造りにも違和感を感じたため、少しだけ預からせてもらうことになりました。
そして、
最もわかりやすい方法として、私はムーブメントの確認を行います。
実際に裏蓋を開けたところ・・・・・純正のものではありませんでした。泣
というのが、
今回のタグホイヤーの偽物(コピー)を目の当たりにした経緯になります。
タグホイヤーの偽物は細部の粗悪さが目立つ
ここからは、このタグホイヤーの偽物(コピー)の粗い造りに注目していきます。
では、早速見ていきましょう。
1,文字盤表記が異なる
この「S99.013M」なる偽物ホイヤーですが、
文字盤の下あたりに「SWISS MOVT」という表記が入っています。
本来であれば、ここは「T SWISS MADE T」となるはずです。
今回はとても分かりやすかったためですが、
とても精巧に作られた現代のコピー品であれば、こういったところも
本物と同じになっているので見分けをつけることが難しいかもしれません。
ブレスレット裏が明らかに安っぽい
この「S99.013M」は、セルシリーズとなりますので、
非常に特徴的なブレスレット形態をしています。
もちろん、タグほいやーですがブレスレットもそれなりに造り混まれています。
しかしながら、
このコピーホイヤーについては、残念ながらかなりショボい造りになってました。
特に裏面なのですが、かなり仕上げが粗いです。
本来であれば、
裏も表もしっかりと別々のパーツからできているのですが、
偽物の方は、裏面は全てくっついており、表面だけが別々のパーツのようになっていました。
さらに、
バックル部分も本物とは程遠い仕上がりですし、
偽物のものはそもそも造り自体が異なっていました。
ムーブメントはETA製
最後は、偽物だと確実に判別するムーブメントチェックです。
タグホイヤーであれば、しっかりとムーブメントに「TAG HEUER」表記が入っていますが、
こちらは、表記なしのETA社製のムーブメントが入っていました。
ちなみに、
こちらのムーブメントですが、ETA 955.414という機械でした。
ある意味、タグホイヤーと同じようなムーブメントと言えますが、
本物であるとは言えないでしょう。
そもそも、
外装を含めて、明らかに偽物であることがわかりますので、
ムーブメントだけ普及品に入れ替えたという感じでもありませんでした。
タグホイヤーの偽物を買ってしまった後の話
問題なのは本物だと思って買ってしまった友人です。
その後、このタグホイヤーの偽物はどうなったのか?
その行方の話をしたいと思います。
出品者から返金対応をしてもらえた
結論から言いますと、出品者の方から返品返金対応をしてもらえました。
届いてからまだ2日ほどだったということもあってか、
スムーズに返品・返金となりました。
ちなみに、
驚くことに今回の出品者はストアでした・・・
個人出品者ではなく・・・
出品内容を見てみると、
どうやら古物を持っており、時計をはじめとして様々なブランド品などを販売されていました。
これはわかっていてやっているのか否か・・・・
色々と友人から話を聞くと、
相場より少し安いぐらいでとても安かったというわけでもないようです。
しかしながら、それでも他の方が入札しなかったということはやはり・・・
しかしながら、
今回はトラブルなく取引が終えられたのでよかったかなと。
こういったトラブルは、メルカリなどでも多発しているようで、
購入の際にはよくチェックしてから買うようにしましょう。
タグホイヤーの偽物を見分ける方法について
タグホイヤーの偽物(コピー)を見分ける方法として、
いくつかの方法をご紹介していきます。
ブランドロゴ
タグホイヤーのブランドロゴマークの部分が、
偽物と本物では造りが全然異なることが多いです。
見分け方としては、ロゴの滲みや掠れなどがあるかないか、
左右でバランスがおかしくないかなどを見るとわかりやすいかもしれません。
ベルト・バックル
タグホイヤーともなれば、ベルトなどの造りもそこそこに良いです。
この金属部分についても偽物と判断するには良いポイントです。
コピー品の場合、研磨仕上げが非常に粗い場合がある他、
そもそも造り自体が本物と異なることもあります。
ムーブメント
最もわかりやすいのがムーブメント判断です。
最近のスーパーコピーとなると、クローンムーブメントなどが入っていることもあり、
素人目では見分けがつきにくいこともありますが、
それ以外のコピー品であれば機械を見れば一目瞭然です。
- 純正品が入っていない
- 自動巻ではなくクォーツ式だった
- 本来の機能が備わっていない
上記のような場合であっても偽物だと判断する材料になると思います。
タグホイヤーの偽物を買わないためにできること
誤って、タグホイヤーの偽物(コピー)を買わないためにできることをまとめてみました。
相場より安すぎる際は注意
誰しも相場より安く買いたいと思うものです。
しかしながら、相場が30万円のものが5万円以下で売られているわけありません。
最近は、メルカリなどでこういった価格のモデルが多数販売されています。
しかしながら、
これでは店舗買取より安い利益になってしまうはずですので、
出品者は偽物だとわかっていて出品しています。
従って、
あまりに安すぎる場合には購入しないようにしましょう。
付属品がついていても安心しない
実は、最近はフリマアプリなどで付属品が一式ついたコピー腕時計が販売されています。
従って、付属品でギャランティがあるからといって、
一概には信用してはいけないです。
さらには、
相場より格段に安いわけでもなく、少し安い程度で売られており、
もし、返金対応に応じてもらえない場合は泣き寝入りになってしまいます。
相場より安く、あまりに綺麗な写真、付属品が一式ついている場合などは、
まずは信用せずに手を出さないようにしましょう。
並行輸入品には注意
最近、並行輸入品と謳って偽物を販売する方も増えています。
そもそも並行輸入品とは正規品ではあるものの、
正規ルートではないルートで仕入れられたものを指します。
しかしながら、
メルカリなどでは並行輸入品と謳って、偽物を販売している方が横行しています。
高級腕時計を購入する際には、こういった文言が書かれている際は手を出さないようにしましょう。
正規店から購入する
騙されないようにするには、
現行モデルは正規店舗から購入することをオススメします。
また、代理店や信用が置けるような店舗から買うようにしましょう。
中古品については、
中古時計店やしっかりとアフターフォローをしてくれるような、
店舗で購入するとトラブルになりにくいと思います。
要注意なのは、
フリマアプリなどで個人が出品しているようなケースです。
まとめ
今回は、タグホイヤーの偽物(コピー)のご紹介をしていきました。
ヤフオクでそこそこの評価があるストアからの購入でしたが、
まさかの出来事でびっくりしました・・・・
やはり、
高級腕時計などは、購入の際にはよく考えないと怖いですね。
今回のモデルについてはわかりやすかったのでよかったです、
スーパーコピーなどになるとかなり見分けがつきにくいかもしれません。
現在、メルカリなどでは、
ロレックスなどの偽物がかなり多数出品されていますので、
もし中古で高級腕時計ブランドのモデルを購入しようと検討してる場合には注意ください。
特に評価が少ない出品者や綺麗に撮られた写真、
相場より安すぎる値段設定の場合には注意しましょう。