ラドーマンチェスター7面カットサファイヤのレビュー!着用感・デザインほか
※本ページには、プロモーションが含まれています。
スイスの腕時計メーカー「RADO」(ラドー)より発売された「ラドーマンチェスター」をレビューしてみました。
本モデルは、ケースが非常に特徴的な形状をしており、ラドーらしさ全面に出ています。
さらに、自動巻きムーブメントを搭載しているのも特徴です。
この「ラドーマンチェスター」は、
いわゆるイカリマークが動く仕様になっており、この機構もファンにとっては嬉しいポイント。
メジャーなモデルではないものの、ラドーの確かな技術やデザインを入っている1本です。
本ページでは、
着用感、文字盤やケースデザイン、ムーブメント(機能)などについてご紹介しています。
是非、最後までご覧になっていってくださいね。
・搭載されている機械は、自動巻ムーブメント。
・ラドーを代表するようなケース形状。
ラドーマンチェスターのデザインについて
今回、ご紹介する腕時計は「ラドーマンチェスター」。
あまり聞き慣れないモデルで、ネット上にもあまり情報が出回っていないモデルですね。
ラドーといえば、
やはりダイヤスターやキャプテンクックなどが代表的なモデルで、
最近では、トゥルースクエア、セントリックス、ハイパークローム、フローレンスなど人気モデルも多いです。
この「ラドーマンチェスター」の製造年代は、1970年代頃です。
今だとアンティーク腕時計の部類に入ると言っても良いでしょう。
では、まずは文字盤デザインから見ていきましょう。
文字盤はシンプルだがイカリマークは動く
このラドーマンチェスターの文字盤は至ってシンプルです。
特別なデザインではなく、視認性が良いシンプルな文字盤になっています。
バーインデックスに「MANCHESTER」と印字されています。
しかしながら、
ラドーと言えばやはりこの「イカリマーク」。
しっかりと配置されており、これが動きます。
このイカリマークが動くのがやはりラドーでしょう。
自動巻き腕時計に搭載されているもので、腕時計を振ることでこのイカリマークが回る機構になっています。
腕時計をチラッとみる際に、いつも違う位置にいるのが面白いですね。
古い時計になると、
このイカリマークが固着していたり、取れてしまっているものも存在します。
ケース形状はラドーらしく
そして、このラドーマンチェスターの最大の特徴はケース形状です。
このなんとも言えない特殊な形状はラドーの最大の特徴でもあります。
ラドーの代表的な技術として、
超硬ケースを採用しているというのがあり、ダイヤスターなどに採用されているのがこの形状です。
他のブランドでは中々みることのない面白い形状をしています。
このラドーマンチェスターも他に漏れることなく、
同じような形状をしており、ラドーらしさ全快となっています。
裏蓋はスクリューバック式に
裏蓋については防水性を確保するためにスクリューバック式になっています。
これによって、多少の汗などには耐えることができると思います。
一つ残念なのが今回ご紹介するモデルは裏蓋の中央部分のメダルが不足しています。
本来であれば、この部分に金色のメダルがあります。
中古で購入するときには、
このメダルがあるか否かをチェックして購入するのをオススメします。
7面カットガラスを採用
今では見る機会が少なったカットガラスがこのモデルには採用されています。
このラドーマンチェスターには、7面カットガラスが使われており、
角度によって別の顔をするのが面白いです。
難点なのが、
カットガラスは出っ張りがあるため、ぶつけた際に欠けやすいという点です。
このモデルも購入した時点で一部欠けていました。
また、研磨をしようと思ってもうまくできないのも難点です。
もし傷がひどい場合には、交換するのがオススメです。
ラドーマンチェスターのムーブメント(機械)について
ラドーマンチェスターに搭載されているムーブメント(機械)は、
自動巻きのムーブメントとなっています。
日付付きの機械になっています。
ムーブメント機構は記載するほどの特殊なものはなく、
至ってシンプルな作りになっています。
手巻き機構も搭載されているので、
振ることでも、手巻きでも巻き上げることができます。
日付だけというのもシンプルで良いですね。
リューズ操作は、
1段引きでカレンダー早送りができ、2段引きで時刻を合わせることができます。
ラドーマンチェスターを着用してみた感じ
このラドーマンチェスターを実際に着用してみた感じですが、
ケースサイズが35.0mmということもあって、かなり着用感が良いです。
正直、これぐらいのがサイズが日本人には馴染むな〜と感じます。
小さすぎることもなく、存在感もあるにもかかわらず、
デカすぎないのが非常に高ポイント。
今回は純正ベルトではなく、社外製のSSベルトを装着していますが、
革ベルトなどにしてみるとまた雰囲気が変わるのではないかと思います。
ベルトでも遊べそうな感じですね。
SSベルトの場合でも革ベルトの場合でも、
ビジネスシーンには向いているモデルだと思います。
スーツの袖にも引っかからないぐらいのサイズ感になっていますよ。
いつも40mm以上の腕時計を着用している方にとっては、
少し小さく感じますが、小径はやはり最高ですよ。
ラドーマンチェスターのモデル概要
メーカー名 | RADO(ラドー) |
---|---|
シリーズ | ラドーマンチェスター |
ムーブメント | 自動巻ムーブメント |
性能 | ・日付機能 |
当時定価 | ???円 |
防水性能 | 日常生活防水 |
ケース径 | 35mm(リューズ除く) |
ラグ幅 | 18mm |
販売年代 | 1970年代頃 |
まとめ
本ページでは、
RADO(ラドー)から発売されているラドーマンチェスターをご紹介していきました。
いかがだったでしょうか?
中古市場でもあまり多くの個体が出回っていないので、
初めて知ったという方もいるかもしれませんね。
実際に発売当時はそこまで売れてなかったのかもしれません。
ただこのモデルの良いなと思う点は、
球数はそんなに多くないとは思うのですが、中古価格が非常に安いというところです。
恐らく、1万円〜2万円程度で買えると思います。
ラドーという高級腕時計ブランドの時計が欲しくて、
かつ自動巻モデルが良いという方にとってはオススメできる1本です。
ただし、
予算が5万円程度まで上げることができるのであれば、
ダイヤスターなどを狙うことができるので、個人的には微妙なラインです。
とはいえ、
格安でラドーの自動巻モデルを手に入れて遊べるというのは非常に面白いと思います。
是非、気になった方はチェックしてみてくださいね。